【京都スタジアム、着工へ前進】京都府、１７年度予算案に工事費計上

京都スタジアム（仮称）の完成イメージ

京都府は８日に公表した２０１７年度予算案に、亀岡市の亀岡駅北土地区画整理事業地内に建設する「京都スタジアム（仮称）」の１９億９５百万円の工事費を計上した。スタジアム整備は現在、東畑建築事務所が基本設計の一部修正と実施設計を実施している。同時に施設の運営に民間が参画できるかどうかを検討する「運営権ＰＦＩ事業導入可能性調査業務」を委託するための手続きも進めている。

　計画によると、施設規模はＲＣ造一部Ｓ造延べ３万４０００平方メートルを想定している。２万席以上を確保し、施設内には商業施設も整備する予定。実施設計の履行期限は３月３１日に設定されており、発注準備が整い次第、１７年度中に施工者を選定するための入札手続きが開始される見通しだ。