2017年2月6日月曜日

【働き方改革進む】大日本コンサル、「プレミアムフライデー」の検討開始

大日本コンサルタントは、政府と経済界が推奨している毎月月末の金曜日の終業時刻を繰り上げて社員が自由な時間を確保できるようにする国民運動「プレミアムフライデー」の取り組みを開始する検討に着手した。官民で組織する「プレミアムフライデー推進協議会」が企業に提供する統一ロゴマークの使用許可を申請した。

 新井伸博社長が経営の最重要施策に掲げる「働き方改革」の一環で、プレミアムフライデーの実施を表明するのは建設コンサルタント業界では初めて。

 2月24日に初めて行われるプレミアムフライデーには参加しないが、4月の最終金曜日から実施に移す予定。毎月最終金曜日の午後3時以降を全社員を対象に有給休暇(1時間単位の有給取得)とすることを検討している。

 同社の今期決算は16年7月~17年6月のため、4~6月は推奨期間として試行し、来期に入る7月からは就業規則を改定した上で、本格的に運用する。新井社長は「残業削減には『時間概念のパラダイムシフト(変革)』が課題」としており、今年は各層への時間管理に関する研修などを推進する方針だ。

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