◇建設業の人々は違って見えた◇
約6年前東北地方を襲った東日本大震災。東北地方沿岸部を中心に大きな被害をもたらしました。震災直後、沿岸部の様子を見てとても胸が痛くなりました。数多くの家屋が津波によって流され、辺りはがれきの山と化していました。
本当に復興はできるのか。そんなことさえ思ってしまっていました。しかし、暗い雰囲気が漂う中、建設会社の方々は違うように見えました。
町の復旧、復興のために必死に働く姿を目の当たりにし、その時初めて自分も人の役に立つような仕事がしたいと思いました。これが私の建設業に就業したいと思った理由です。
あれから5年の月日がたち実際に熊谷組に入社して半年がたちました。私は、やまがたざおうトンネル工事所に配属が決まり、段々と、ものの形が見えてくると、仕事へのやりがいとともに、感動さえ覚えるようになりました。今は、トンネル担当として、測量や日常管理など施工管理業務を日々全うしています。
覚えなければいけないことが多く、大変ですが、「やります」「できます」「頑張ります」の精神を常に持ち、楽しく仕事をすることができています。
今の現場は規模がとても大きく、こんな現場は経験することができないと思うので、一日一日を大切にし、自分の成長のためにできること・やるべきことは積極的に行うよう心掛けています。
最後に、お客さまの要望にしっかりと応え、安全で品質の高い施工を通して、我が社のスローガンである「お客様に感動を」の目標のもと、職員、作業員全員で力を合わせて頑張っていきたいと思います。
(福島県出身、やまがたざおう工事所、しまざわ・だいご)
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