東京都は、2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップ(W杯)で使用する東京スタジアム(味の素スタジアム、調布市)の会場運営計画を策定する。
大会期間中、メディア席はメインスタンド上層に仮設で設置することや、北側広場に観客用シャトルバスの乗降場を設けることなどを盛り込む方向だ。
21日に開かれた都議会ラグビーW杯特別対策委員会で、運営計画案のポイントが示された。
メインスタンド諸室のうち地下は選手やチームスタッフ、1階は大会ゲストや報道関係、5階は放送スタジオなどのためのスペースとして利用する。南側広場には放送・物流エリアを確保。スタジアム付随施設のアミノバイタルフィールドはスポンサー活動のエリアとする。
スタジアム隣接地に都が建設している「武蔵野の森総合スポーツ施設(メインアリーナ棟)」は、大会期間中のホスピタリティースペースとして利用する。17年度は、フィールドに張る芝をハイブリッド芝にするか天然芝にするかを決めるため、スタジアムの投てき練習場で比較実験も行う。
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