◇楽しく、ワクワクする場をつくる◇
15年5月、不動産業課の課長補佐に着任。既存住宅流通活性化の一環で、昨年の通常国会で成立した宅地建物取引業法改正を担当した。既存住宅の取引過程にインスペクションと呼ぶ専門家の診断を組み込み、物件の状態を「見える化」することで流通促進を図るのが改正法の内容だ。
新制度は1年後の18年4月にスタートする。変革期の仕事に携われたことは、自身にとっても「大きなエポックになった」。今はその流れで、空き家対策の一端も担っている。
行政分野の中でも「いろいろなことができそう」と国土交通省を選んで入省したのが10年前。これまで土地収用、バスのバリアフリー化、住宅税制、リフォーム推進、公正取引委員会へ出向して独占禁止法関連の仕事も経験した。
住宅や不動産関連の仕事は「楽しい生活の場、人がワクワクする場をつくること」。さらに視野を広げ、まちづくりにも携わってみたいと意欲を見せる。
趣味と仕事を両輪と位置付け、忙しい中でも、気の向くままにピアノを弾く。子どもの頃に習っていた書道も3年ほど前に再開した。古い仮名文字で和歌を書き、毎年展覧会への出展にトライする。いずれも「集中して取り組む、その時間が気持ち良い」と話す。
(不動産業課課長補佐、ほんま・ゆうこ)07年に東北大法学部を卒業し、国交省入省。新潟県出身。
ホームページで柳原哲省と検索していただければ多少の経歴が掲載されております。
返信削除この度、川越市都市開発部長に御就任いただきまして、川越市ばかりではなく埼玉県全体が活性化されるので、大変ありがたく思います。数年前本間様のご出身大学の東北大学は色々な縁があり工学部へ視察に行きました。新潟も姉妹都市や知人も多く縁があります。自称観光村おこしなどは得意分野ですが、今は荒れ果てた山の再生を少しづつ進めております。コロナなどの影響もあり第3次世界大戦、世界大恐慌にもあてはまるような不況下ですが、今後の本間様のご活躍をお祈り申し上げます。