2017年2月9日木曜日

【日本代表の新練習拠点に】幕張NFC、設計・施工者選定手続き開始

 日本サッカー協会(JFA)は8日、サッカー日本代表チームの練習や指導者の育成を行う拠点施設「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター」(千葉市)の建設に向け、「設計・施工者選定のための技術提案・見積依頼」の公募手続きを開始した。

 要項書の配布と説明会への申し込みは13日までメール(jfanfc_tp@jfa.or.jp)で受け付ける。ヒアリングや提案書の審査を経て5~6月にも設計・施工者を決定する。参加資格は経営事項審査の総合評定値(P点)が建築一式で1500点以上の企業。複数での参加も可能。

 建設地は県立幕張海浜公園(71・9ヘクタール)内の県有地(D・Eブロック、25・7ヘクタール)。プロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地「QVCマリンフィールド」の隣接地で、現在は空き地となっている。

 センターには天然芝のピッチ2面(メイン、サブ)と人工芝のピッチ1面、ビーチコート2面を整備する。このほか、アリーナとクラブハウスを建設する。17年中に建設地の残存物を撤去し、18年の本体着工、19年の供用開始を目指す。

 現時点での事業費は39億5000万円(土地代除く)。JFAと県は15年9月11日に建設に向けた基本協定を締結した。整備基本計画策定業務は山下ピー・エム・コンサルタンツ・オオバJVが担当している。

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