若築建設が佐賀県伊万里市で施工中の「伊万里港(七ツ島地区)道路(仮設桟橋)工事」の現場に市立黒川小学校の4・5年生の児童と教員42人を招き、現場見学会を開いた。
桟橋の基礎を設置する作業の実演や測量体験などを通じて、児童らに公共事業や建設業の仕事への理解を深めてもらった。
児童らは同道路が海沿いの道路の渋滞緩和を目的に整備されていることや仮設桟橋工事の進め方、土木や道路が果たす役割などについて説明を受けた。
その後、仮設桟橋の先端付近に備え付けられた桟橋の支持杭を打設するウオータージェット併用バイブロハンマー工法の機械などを見学。クローラークレーンからつり下げられた機械から固い岩盤を砕く高圧水が噴射されると児童らは「すごい」と驚きの声を上げていた。光波測量器による距離測定も体験した。
見学を終えた児童らは「寒くても工事現場の人が頑張っていることに感動した」「工事現場の中を見学するのは初めてで貴重な経験ができてうれしかった」などと感想を述べた。同道路は九州整備局が整備を進めている橋梁区間を含む臨港道路。仮設桟橋は延長145メートル、工事費ベースの進ちょく率は78%。工期は3月24日まで。
0 comments :
コメントを投稿