2015年7月9日木曜日

【しっかり協力しないと・・・】遠藤利明五輪担当相と舛添要一都知事が会談



  遠藤利明五輪担当相は8日、東京都庁で舛添要一知事と会談し、新国立競技場建設に対する協力を要請した。舛添知事も積極的に協力する姿勢を示し、事務レベルの協議で協力内容を詰めることで一致した。
 遠藤担当相は、7日の国立競技場将来構想有識者会議の報告を踏まえ、「国立競技場の改築にはいろいろな課題があるが、ナショナルスタジアムとして立派なものを造り、レガシーにつなげていく。何としても2019年春までには完成させるため、あらためて協力をお願いしたい」と要請。事務担当者同士の協議の場を設けるよう提案した。
 これに対し舛添知事は、「工事費や工期に関する説明は受けたが、どういう理由の下で、都民が納得し協力するかという検討は、まったく手が着いていない状況。みんなで考える必要がある」と指摘。その上で、「10月着工であれば、日本スポーツ振興センター(JSC)と施工者との契約も考えるとそうのんびりとはしていられない。事務方で詰めていく必要がある」と積極的に協議に応じる姿勢を示した。
 さらに「始めに結論ありきではなく、お互いが納得する形で都が協力できる内容を一つ一つ積み上げてほしい」と要請した。

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