吉浜遊園地の会場となる越喜来高架橋 (写真提供:川田建設JV) |
東北地方整備局南三陸国道事務所が主催し、大船渡市と、吉浜道路の建設に当たる工事連絡協議会が共催する「吉浜道路見学会」で、完成した吉浜高架橋、舗装工事終盤の吉浜トンネル、5月に連結した越喜来高架橋の延長2・9キロ区間を会場に仕立て、さまざまなアトラクションを通じてより多くの人に吉浜道路への理解を深めてもらう。
イベントでは吉浜高架橋から大型紙飛行機を飛ばしたり、越喜来高架橋を人力車や自転車で通行したりすることができるほか、吉浜トンネル内にはプラネタリウムが出現、さらに肝試しエリアも設けられる。震災以前の国道45号の記録映像鑑賞や測量機器体験、路上での落書き大会も予定されている。
時間は午前10時から午後3時まで。一般来場は自由で、吉浜側、越喜来側双方に車両用案内板と出入り口、駐車場が設けられる。子どもの参加には父兄の同行が必要。また来場者はイベント保険に加入するための記名が必要となる。吉浜道路が復興道路として開通後は二度と体験できないイベントだけに、「吉浜遊園地」は高架橋やトンネルを楽しむ貴重なチャンスとなる。
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