2015年7月22日水曜日

【苦節30余年】全長100KM、京都縦貫道が全線開通!!

京丹波みずほIC付近
(写真提供:近畿整備局福知山河川国道事務所)
近畿地方整備局が建設を進めてきた京都縦貫自動車道丹波綾部道路(京丹波わちIC~丹波IC間18・9キロ)が18日午後2時に開通し、全長約100キロの京都縦貫自動車が一つにつながった。18日午前9時30分から予定されていた開通式典は、台風11号の影響で中止となった。
 京都縦貫自動車は、京都府宮津市と京都市を結ぶ延長約100キロの自動車専用道路で、四つ高規格幹線道路で構成する。このうち、丹波綾部道路は京都府綾部市七百石町を起点に京丹波町市森に至る延長29・2キロ。京都府南北間の所要時間短縮と定時性を確保するとともに、舞鶴若狭自動車道などと一体となって高速輸送道路ネットワークを形成し、地域観光・産業の活性化に大きく貢献する。
 93年度に事業化され、96年度から用地取得、97年度から工事を進めていた。14年度に綾部JCT~綾部安国寺IC間2・6キロ、08年度に綾部安国寺IC~京丹波わちIC間7・7キロが開通している。今回、唯一残っていた丹波わちIC~丹波IC間18・9キロが開通し、京都縦貫自動車の全線が一つに結ばれた。

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