建築設計人材の海外進出を促す目的で導入された5年制建築学科と教育認証制が危うくなっている。国土交通部と韓国建築学教育認証院によると、5年制に転換した全国73の大学のうち25校が建築学教育認証を受けていないことが分かった。
教育認証を受けた大学の建築学科を卒業すれば、原則として米国やカナダ、オーストラリア、中国、英国など7カ国で現地卒業生と同等の待遇を受けることができる。
しかし、全国120余りの建築関連大学の中で5年制25校が認証プログラムに参加しておらず、50を超える大学は4年制を守っており、認証対象から外れている。ある地方大学の関係者は、「認証費用が高くて基準も難しいのに比べて、その効果はまだ不確かだ」と語っている。
国土交通部は、当初19年で終了するとしていた4年制予備試験受験資格をさらに延長する検討を始めた。4年制一般大学と大学院を連携させた学・修士連携課程など多様な学位課程を検討している。(韓国・建設経済新聞より)
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