日本建設業連合会(日建連、中村満義会長)は、建設業で働く女性の活躍を後押しする施策や取り組みを紹介するパンフレットを刷新した。女性が働きやすい現場環境を整えるためのマニュアルの紹介を加えたほか、登場する技術者、技能者に交代してもらい、現場監督、所長、防水工など作業着姿の女性が仕事のやりがいなどを語ってもらっている。女性の建設マスターで初の叙勲受章者となった造園工の関塚光子さんを紹介するコーナーも設けた。
パンフレットは「もっと女性が活躍できる建設業を目指して」。日建連は、女子小中学生と保護者を対象にした「けんせつ小町活躍現場見学会」を24日から全国各地の会員の現場で開く。現地では、パンフレットとともに、ピンバッジやシールを配布し、「けんせつ小町」の愛称で呼んでいる女性の技術者・技能者の活躍を見てもらう。
中村会長は「子どもたちに現場の女性の仕事を理解してもらうのも大事だが、見学会はけんせつ小町にとっても効果は大きい」と働く女性の励みになるとみている。
0 comments :
コメントを投稿