【業界発展の原動力に！！】国交省が建設マスター顕彰式典開く

顕彰状を授与される吉田千佳さん㊧＝９日午後、東京都内で

　◇４０６人に称号、「ジュニア」１１０人も◇

　国土交通省は９日、１５年度優秀施工者国土交通大臣顕彰（建設マスター）の顕彰式典を東京都内で開いた。新たにマスターになった４０６人を代表して吉田千佳さん（造園工、植彌加藤造園）、今回創設された青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰（建設ジュニアマスター）に選ばれた１１０人を代表して中村麻実さん（塗装工、前田塗装）に、谷脇暁土地・建設産業局長から顕彰状が授与された。

　続いて建設マスターの後藤克徳さん（建具工、下大園）、建設ジュニアマスターの渡邉知寿さん（屋根工、渡邉瓦店）が謝辞を述べ、「次代を担う後進の指導に努める」（後藤さん）、「業界をけん引する原動力となることを誓う」（渡邉さん）と決意を示した。

　谷脇局長は「優秀な技術・技能を発揮し、今後さらなる活躍を」と石井啓一国交相のあいさつを代読。審査委員長の藤澤好一芝浦工大名誉教授は「皆さんが後進の指導に努めることが優秀な担い手の確保につながる」と期待を寄せた。