プロサッカーチームを運営する「モンテディオ山形」(森谷俊雄社長)は15日、新スタジアムの整備構想を発表した。
5月に設置した新スタジアム構想検討委員会が基本的骨格を示す構想書としてまとめたもの。必要な機能などを検討した結果、収容人数2万人規模の屋根付きサッカー専用スタジアムが望ましいとした。
事業手法については、公共が施設の所有権を持ち、設計・建設・維持管理・運営を一体的に民間に委ねるDBO手法が最善とした。
複合施設化や防災拠点機能の導入などを検討することや、地方創生を担う街づくりの観点を取り入れ、新たなランドマークとする位置付けを提案。地域・街づくりの起爆剤となるようなスタジアムを目指すとともに、産業の活性化や文化振興などに持続的に寄与することを求めた。
Jリーグクラブライセンス制度にのっとった基準を満たす施設とし、一定規模の駐車場の確保やアクセスの利便性、効率的な機能配置、用地確保の観点を考慮した機能分散も必要だとした。
具体的な整備手法や資金調達手段、事業実施主体、建設後の運営主体の検討は今後の課題としている。
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