ラックフェン港の位置図 |
同港はハイフォン市東部のカットハイ島に位置。物流を担うハイフォン、カイラン両港の拡張が難しいため、大水深の新たな主要国際港として整備される。同港の建設は日越両国による初のPPPプロジェクトとして実施されている。
パッケージ8、9ともに、ベトナム交通運輸省が発注。コンサルタントは、日本工営・日本港湾コンサルタント・PORTCOAST・日本工営ベトナムJVが担当している。
五洋建設・りんかい日産建設JV(出資比率は五洋75%、りんかい日産25%)が受注したパッケージ9は、航路沖合部を幅160メートル、全長10・3キロにわたって水深14メートルを確保するために浚渫する。浚渫土量は約1575万立方メートル。工期は正式着工から915日間。18年の竣工を予定している。
東洋建設が担当するパッケージ8は、航路泊地の上流側を幅160メートル、延長7・1キロにわたり水深14メートルに浚渫する。浚渫土量は約1405万立方メートル。工期は915日間。ベトナムで同社が受注した工事としては金額、工期とも過去最大という。
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