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カンプ・ノウは、1957年9月に完成したサッカー専用スタジアム。現在の収容人数は9万9354人。巨大スタジアムであるにもかかわらず、スタンドは1階以外、どの角度からでもピッチ全体が見渡せ、臨場感は欧州最高レベル。選手はもちろん、サッカーファンにとって一度は訪れてみたい夢の舞台で、欧州サッカー連盟(UEFA)は、あらゆる環境が整ったスタジアムとして五つ星★★★★★に認定している。
ちなみにスタジアムの高さは48メートル、敷地面積は5万5000平方メートル(長さ250メートル×幅220メートル)、ピッチの広さは105×68メートル。収容10万人に迫る巨大なスタジアムにもかかわらず高さが低いのは、地面を掘り下げてピッチを設けている構造のため。芝は中央が高くサイドに行くに従い緩やかに傾斜しており、水はけが非常に良いという特徴もある。巨大スタジアムは日射が悪く芝の育成に苦労するが、カンプ・ノウは周囲を囲む屋根がないため、比較的芝の状態が良いことでも知られる。(以上、サッカー小僧の豆知識。ACミラン&インテルのサンシーロ、芝は最悪です)
ちなみにスタジアムの高さは48メートル、敷地面積は5万5000平方メートル(長さ250メートル×幅220メートル)、ピッチの広さは105×68メートル。収容10万人に迫る巨大なスタジアムにもかかわらず高さが低いのは、地面を掘り下げてピッチを設けている構造のため。芝は中央が高くサイドに行くに従い緩やかに傾斜しており、水はけが非常に良いという特徴もある。巨大スタジアムは日射が悪く芝の育成に苦労するが、カンプ・ノウは周囲を囲む屋根がないため、比較的芝の状態が良いことでも知られる。(以上、サッカー小僧の豆知識。ACミラン&インテルのサンシーロ、芝は最悪です)
バルサが計画するカンプ・ノウの改修プロジェクトは、収容能力拡張(9万9000人→10万5000人)、屋根の設置、設備更新など。2017~2021年の5年間で段階的に工事が行われる予定で、隣接する屋内競技場「パラウ・ブラウグラナ」の工事も同時に行われる。総事業費は6億ユーロ(780億円)に達する見通しだ。
カンプ・ノウ改修プロジェクト設計コンペで、日建設計グループ以外に最終候補に残っているのは、①「AECOM(米)&B720アーキテクツ」②「ARUP Sport(英)&リカルド・ボフィル+ドゥ・アルキテクトゥラ」③「BIG(デンマーク)&IDOM&バース・アルキテクトス」④「GENSLER SPORT(米)&OAB」⑤「HKS(米)&COX(豪)&バトル・イ・ロイグ・アルキテクテス」⑥「KSS(英)&マテオ・アルキテクトゥス」⑦「POPULOUS(米)&MIASアルキテクトス&RCRアルキテクテス」。バルサのHPに、各グループの紹介と代表作品を掲載しているので、興味のある方はアクセスを。
ちなみにAECOMは、中国・広東省広州市にある「広東オリンピックスタジアム」、ARUPはシンガポールの複合施設「スポーツ・ハブ」がスポーツ施設の代表作。HKSは、米テキサス州アーリントン市にあり、NFLの強豪ダラスカーボーイズが本拠に使う「AT&Tスタジアム」を手掛けている。
カンプ・ノウの設計コンペには、世界中から26チームが応募。パラウ・ブラウグラナは応募19チームが6チームに絞られている。
ジーコ、ファルカン、ソクラテス、トニーニョ・セレーゾの黄金カルテットが躍動し、最終的にイタリアが優勝した1982年のサッカースペインワールドカップ。マンチェスター・ユナイテッドが後半アディショナルタイムで2得点し、バイエルン・ミュンヘンを下したUEFAチャンピオンズリーグ・1998~99決勝(カンプ・ノウの奇跡、シュリンガムとスールシャールですよ、得点者は)。カンプ・ノウはまさに、サッカー界の歴史を語る上で絶対に外せないスタジアム。ブログ管理人もいつかは行ってみたい、いや絶対に行くと決めている憧れのスタジアムの改修設計を日本の会社が手掛けたら…。うぅぅぅぅぅ~、考えるだけでも泣きそう。
コンペの最優秀をどのグループが掴み取るのか、早ければあと1カ月余りで結果は明らかになる。
ちなみにAECOMは、中国・広東省広州市にある「広東オリンピックスタジアム」、ARUPはシンガポールの複合施設「スポーツ・ハブ」がスポーツ施設の代表作。HKSは、米テキサス州アーリントン市にあり、NFLの強豪ダラスカーボーイズが本拠に使う「AT&Tスタジアム」を手掛けている。
カンプ・ノウの設計コンペには、世界中から26チームが応募。パラウ・ブラウグラナは応募19チームが6チームに絞られている。
ジーコ、ファルカン、ソクラテス、トニーニョ・セレーゾの黄金カルテットが躍動し、最終的にイタリアが優勝した1982年のサッカースペインワールドカップ。マンチェスター・ユナイテッドが後半アディショナルタイムで2得点し、バイエルン・ミュンヘンを下したUEFAチャンピオンズリーグ・1998~99決勝(カンプ・ノウの奇跡、シュリンガムとスールシャールですよ、得点者は)。カンプ・ノウはまさに、サッカー界の歴史を語る上で絶対に外せないスタジアム。ブログ管理人もいつかは行ってみたい、いや絶対に行くと決めている憧れのスタジアムの改修設計を日本の会社が手掛けたら…。うぅぅぅぅぅ~、考えるだけでも泣きそう。
コンペの最優秀をどのグループが掴み取るのか、早ければあと1カ月余りで結果は明らかになる。
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