【しっかりチェック】女性グループが現場パトロール

　徳島県の建設企業３社（井上組、福井組、大竹組）で構成する「なでしこＢＣ連携グループ」は１５日、岡山県の建設業グループ「お互い様ＢＣ連携ネットワーク」と合同で、女性の目線でチェックするなでしこパトロールを実施した。

　両グループは、災害時に食料や建設資機材、燃料などの相互支援の包括協定を実施している。今回の合同パトロールは、四国と中国という地域を超えて連携しているグループが相互の工事を理解しておくことが重要との考えから行われた。

　パトロールが行われたのは岡山市中区のお互い様ＢＣ連携ネットワークの構成企業である奥野組が施工を行っている旭川住吉護岸工事（中国地方整備局岡山河川事務所発注）の現場。徳島県から１７人、岡山県から１８人が参加した。

　パトロールは、女性の目線で女性が働きやすい環境となっているかをチェック。「トイレに使い捨て便座シートを用意してほしい」などの意見が出た。パトロール後に今後の連携に向けての意見交換も行われた。