昨年のインターンシップの様子。 4人が知恵を絞り、限られた時間でプランをまとめる |
学校が休みに入る夏場から本格化する学生を対象にインターンシップ(就業体験)。さまざまな企業が趣向を凝らしたプログラムを企画立案する中で、不動産業を展開するオープンハウス・ディベロップメント(東京都千代田区、福岡良介社長)が、建築・土木系学科に通う大学3年生と大学院1年生を対象に、面白いインターンシップを実施する。
7~9月に全6回、それぞれ5日間の日程で行うインターンシップ。参加した学生は4人一組のチームに分かれ、戸建て住宅の設計プランを練る。
各回でコンペを実施して優秀作品1点を選んだ後、10月に決勝戦を行って最優秀作品を選定する。
これで終わらないのがこの企画のポイント。最優秀作品は同社が実際に建築して、販売してしまう。実際に建築して人が住む家を企画したり、設計したりできるという、学校では学べない経験ができる。
昨年は全6回で88人の学生が参加したそうだ。昨年の優勝チームが設計した住宅「Skeru×Skele ~透けでつながる家」は東京都世田谷区の土地に、本当に建てられた。
インターンシップの日程や応募方法は専用HPまで。参加は1回限りで、5日間すべてに参加できる人が応募できる。募集人数は各回最大20人。
インターンシップの実施は今年が3回目。1回目の家は売却済みで、2回目の家は販売中だという。
昨年の優勝作品は東京・世田谷区内に建築された |
0 comments :
コメントを投稿