本体施設工事が完了した豊洲市場(手前) (写真提供:東京都) |
豊洲市場の4棟は、延べ床面積17万3000平方メートルの「水産仲卸売場」(施工=清水建設・大林組・戸田建設・鴻池組・東急建設・錢高組・東洋建設JV)、同12万4000平方メートルの「水産卸売場棟」(施工=大成建設・竹中工務店・熊谷組・大日本土木・名工建設・株木建設・長田組土木JV)、同9万7000平方メートルの「青果棟」(施工=鹿島・西松建設・東急建設・TSUCHIYA・岩田地崎建設・京急建設・新日本工業JV)、同2万4000平方メートルの「管理施設棟」(施工=関東建設工業・鍛治田工務店・川口土木建築工業・国際建設JV)。
都は、豊洲市場を利用する業者らが行う店舗や事務所などの工事も6月から順次着工していると報告。新施設の利用に習熟するための訓練や、品質・衛生管理マニュアルに基づく講習会なども実施していくとした。
審議会の委員である伊藤裕康東京都水産物卸売業者協会会長は、「豊洲市場への移転は業界の総意。慣れ親しんだ築地を離れることに不安を抱いている人もいるが、施設が老朽化した築地で業務を続けるわけにはいかない」と述べ、計画通りの開業をあらためて都に求めた。
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