三井不動産が東京都渋谷区の宮下公園(神宮前6の20の10)を区から借り受けて再整備する「新宮下公園等整備事業」の設計業務を日建設計に委託して進めていることが分かった。
区は、設計作業が進展していることを踏まえ、区側に立って同事業の設計と施工のモニタリングなどを行う民間事業者の募集を開始した。
並行して公園や駐車場の都市計画変更に向けた事前協議も行われており、早ければ年度内にも関連工事が始まる見通しだ。
三井不の計画によると、宮下公園の敷地(1万0808平方メートル)全面に、屋上に公園を配置した3階建ての商業施設を建設。敷地北側に17階建てのホテル(200室程度)を併設する。
区は昨年12月、三井不との間で事業実施に関する基本協定を締結。以降、公園や駐車場の区域を変更するための都市計画決定に向けて、都などと協議を進めている。本年度中の都市計画決定と既存公園の解体着手を予定。新施設の開業はラグビーワールドカップ直前の19年8月を目指している。
0 comments :
コメントを投稿