建設防水最大手の田島ルーフィング(東京都千代田区、田島国雄社長)は20日、新しいテレビCMの放映を全国で開始した。新キャラクターに女優の本田翼さんを起用。「あたりまえの豊かさをささえる、あたりまえじゃない技術」をテーマに、中核事業として取り組む建築防水材と床材の製造・販売をPRしていく。同社が企業CMを制作したのは60年ぶりという。
新CMは「屋上は問いかける」「床は問いかける」の2編で、それぞれ15秒と30秒のバージョンがある。
屋上は問いかける編は、本田さんがたたずむ屋上にゲリラ豪雨が襲い掛かるが、全くぬれることなく笑顔を浮かべてくるりと回転。すると激しい雨が一瞬で上がっていく。
激しい風雨からも人々を守り抜く「雨漏りのしない屋上」という当たり前の豊かさを演出した。
床は問いかける編は、さっそうと歩く本田さんの足元で床のデザインが変化していく中、ソファに横たわる本田さんはリラックスした様子でその変化を楽しんでいる。安らかな本田さんの表情を通じ、歩きやすさと当たり前の豊かさに加え、過ごす人の気持ちまで変える床デザインの可能性を表現した。
CMイメージソングは、シンガーソングライターのスガシカオさんがボーカルを務めるバンド「kokua」のファーストアルバム「Progress」から「夢のゴール」が使われている。同社は、「普段の本田さんのかわいらしい印象とはひと味違ったクールで大人な表情に注目してほしい」(広報企画室)としている。
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