真夏の建設現場で熱中症対策は欠かせない (写真と本文は関係ありません) |
サービスは「熱中症対策サポーター」の名称で展開する。熱中症計、熱中症計と近距離無線通信技術Bluetoothを接続するスマートフォン、スマホアプリ、クラウド上のセンターシステム、監視のためのパソコンで構成する。
熱中症危険度が一目で分かるよう、各場所の温度や湿度から判断した熱中症危険度を色分けして表示。危険度の高い場所にいる作業員に休憩を促すメッセージを送信することもできる。
現場にセンサーを持つ作業員をエリアや職種ごとに複数配置することで、さまざまな場所での把握が可能。現場事務所だけでなく、本社や支社からの一括監視もできる。ゼネコンでは、清水建設のビル建設現場で導入された事例がある。価格は9万8000円から。
厚生労働省の調査によると、職場の熱中症の死亡者数は毎年20人前後で推移しており、建設業の占める割合が大きい。そこで、同社はソフトウエアの受託開発事業で培ったノウハウを生かし、建設業向けの新サービスを開始することにした。
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