福島県が「全天候型サッカー練習場新営工事(設計・施工一括)」の公募型プロポーザルで前田建設・佐藤総合計画JVを最優秀者に選定し、20億0880万円で仮契約を交わした。審査は若井正一日本大学名誉教授ら8人の委員が担当した。工事場所は楢葉町山田岡美シ森8の16のJヴィレッジ内。
業務内容はサッカー場建設に伴う実施設計、建築、電気設備、機械設備工事など。工事監理業務は別途発注する。
整備する施設は国内初のサッカー専用屋内練習場。規模はS造2階建て延べ1万0258平方メートル。工期は18年8月31日(設計の履行期限は17年2月28日)。提案の上限価格は27億1200万円(税込み)。実施設計・施工のコンストラクションマネジメント業務は明豊ファシリティワークスが担当する予定。
サッカーのナショナルトレーニングセンター、Jヴィレッジの復興・再整備では福島県電源地域振興財団が「Jヴィレッジ新宿泊棟建設工事(実施設計・施工一括)」の公募型プロポーザルを近く再公告する。 事業場所は福島県楢葉町山田岡美シ森8の2ほか。宿泊棟はS造7階一部8階建て。300人収容可能なコンベンションホールなどを配置する。
Jヴィレッジの復興・再整備は福島県楢葉町と広野町をまたぐエリアに、県が全天候型サッカー場、同財団が新たな宿泊棟を建設する。このほか東京電力がJヴィレッジの既存施設を復旧する。年末までにサッカー場、宿泊棟の建設工事に着手し、18年夏までに宿泊棟などの一部を完成させる。
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