2016年7月4日月曜日

【サークル】IHI相馬事業所ソフトボール部「厳しい中にも笑顔あり」


 ◇めざすはチームの「輪」と勝利!!◇

 06年4月に発足し、今年で10周年を迎えたIHI相馬事業所ソフトボール部「IHIペガサス」。航空エンジンやガスタービン、宇宙機器などを作る工場が、東京都西東京市から福島県相馬市に移転し、「新しい土地で何かをやろう、やりたい」と有志が集まってチームが発足した。4月現在で23人が活動している。

 活動のモットーは「厳しい中にも笑顔あり」。部署間の横のつながりと、世代の壁を越えた縦のつながりといったチームの「輪」を大切にすると同時に、試合に勝つことに対しても真剣に取り組む。

 「東北ナンバーワン」を目指して練習を積んだ成果が実り、5月下旬に宮城県東松島市で行われた第37回東北実業団男子ソフトボール選手権大会兼第56回全日本実業団男子ソフトボール選手権大会で初優勝を飾った。

 「多方面からご協力を頂き、ソフトボールができる環境に感謝している」と代表の緒方英人さん(航空宇宙事業本部相馬第二工場生産技術部宇宙開発グループ職長)。毎年1、2人の新人が加入し、活動は順調。「一つでも多く勝って恩返しになれば」と謙虚な姿勢も忘れない。

 7月30日~8月1日には、京都府舞鶴市で全国大会が開かれる。「全国で1勝」が目標。勝って味わう美酒を夢見る。

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