横浜市立金沢小学校の児童たちがサンタクロースにふんし「アマモメッセンジャー」(アマモに東京湾再生へのメッセージを込める者)として関東地方整備局を訪問し、海で採集したアマモの種を届けた。
同小は、横浜市に残る唯一の自然海岸「野島干潟」に近いことから「金沢八景-東京湾アマモ場再生会議」と協力して野島海岸や横浜市金沢区海の公園などでアマモ場の再生活動に取り組んでいる。
自分たちで採集したアマモの種で「東京湾を海の生き物でいっぱいにしてほしい」との願いから毎年種を届けており、今年で10年目を迎えた。
種を受け取った関東整備局総務部の羽鳥修統括調整官は「貴重な種から皆さんの“海をきれいにしてほしい”という気持ちが伝わってくる。整備局は海をきれいにし、親しんでもらうため人工干潟や人工海岸を設置している。この種で素晴らしいアマモの森をつくりたい」とお礼を述べた。
関東整備局では、子どもたちが届けてくれたアマモの種を通じて人と海の自然なつながりを取り戻し、世界に誇れる「美しく豊かな東京湾」が形成されるよう、引き続き東京湾UMIプロジェクトをはじめとした東京湾水環境再生への取り組みを推進していく。
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