家計は妻が管理するということが最初から決められていた。そうした人が周りには多い。わが家も同じ▼余暇はもちろん、自分を磨く活動や、交友関係を広げるような懇親の席にも戦略的に予算を配分したいところ。予定を考えてやりくりするが、なかなか計画通りにいかない。出費が重なり、給料日間近は火の車となりがちだ▼日々のさまざまな出費をできるだけ家計から払ってもらおうと、理屈をこねくり回してわが家の財務相の判断を仰ぐ。しかし、査定は厳しい。却下されて小遣いが目減りするのがいつものパターン▼22日に国の17年度予算案が閣議決定される。社会保障関係費の増加などを背景に一般会計総額は過去最大を更新する見通しという。麻生太郎財務相は、経済再生と財政健全化を両立させる予算になると表明している。簡単な話ではないが、守りだけに固執すると歳入も伸びない。景気浮揚策も含めて有効に使ってほしい▼ちなみに、妻は自身の出費への査定は非常に甘い。審議時間ゼロで、決定事項として報告されるだけ。片務性打破のハードルは極めて高い。忘年会で愚痴を言いつつ現状に甘んじる。
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