マーケティング支援事業を展開するディーアンドエム(東京都新宿区、杉村昌宏社長)は、20歳以上の男女1万人を対象に「電車遅延」に関する調査を実施した。
「電車が遅延した時どのような行動をとるか」という質問への回答は「すぐに来る電車に無理矢理でも乗り込む」が36・5%でトップ。続いて「数本見送ってから少しでも空いている電車に乗る」(28・5%)、「遅延していない別の路線を探して使う」(19・2%)の順だった。
人身事故や車両故障で運休している時は一体どうするか-。この質問で最も回答が多かったのは「違う路線を利用しすぐ目的地に向かう」で31・3%。僅差の28・9%で「運転再開時間を聞いてどう行動するか決める」が続いた。
待てど暮らせど到着しない電車にイライラ、駅間で止まってしまいギュウギュウ詰めの車内に閉じこめられてしまった…。こうした経験がある人はきっと多いはず。では電車の到着遅れや運転再開は何分までなら待てるか。「電車が止まってから何分くらい経ったらいら立つか」という質問に対して、最も回答が多かったのは「~30分」の23・2%。続いて「~20分」が21・3%、「~10分」が20・2%だった。
回答の中で興味を引くのは8・7%が「特にいら立ちは覚えない」と答えたこと。怒ってもいら立っても電車は急に動かないと、広い心で待ち続けられる人が増えれば、駅員に詰め寄ったり、乗客同士でケンカになったりといったいら立ちトラブルは減るのかもしれない。
調査結果は同社が運営するインターネットサイト「勝手にランキング」で詳しく紹介している。
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