北海道開発局と北海道、札幌市、東日本高速道路北海道支社で構成する「北海道道路メンテナンス会議」は、北海道内にある橋梁の基本情報などを盛り込んだ「北海道かけ橋カード」を発行する。
カードは全部で13種類あり、16日から道内の道の駅やパーキングエリアなど、橋梁の所在地付近13カ所で無料配布する。かけ橋カードを通じて、老朽化が進む橋梁の維持管理や安全への取り組みについて広く発信したい考えだ。
北海道道路メンテナンス会議では、道路インフラの現状や老朽化対策の必要性に対する理解を深めてもらう目的で、橋の長寿記念イベントやパネル展、現場見学会などを実施しており、そうした活動の一環として「北海道かけ橋カード」を作成することにした。
カードを発行する13橋は、北海道開発局、北海道、札幌市、東日本高速道路が全道各地で管理する橋の中から長寿命の橋を選定した。
カードは表面に橋梁の写真をレイアウトし、裏面では橋梁に関するエピソードや維持管理の経緯などを紹介している。
カードの種類と配布場所は次の通り。
▽上姫川橋=道の駅YOY・遊・もり(森町)
▽古平橋=道の駅スペース・アップルよいち(余市町)
▽旭橋=道の駅あさひかわ(旭川市)
▽幌別橋=道の駅ウトナイ湖(苫小牧市)
▽網走橋=道の駅流氷街道網走(網走市)
▽猿骨橋=道の駅さるふつ公園(猿払村)
▽岩尾内大橋=道の駅絵本の里けんぶち(剣淵町)
▽天塩河口大橋=道の駅てしお(天塩町)
▽茂岩橋=道の駅うらほろ(浦幌町)
▽厚岸大橋=道の駅厚岸グルメパーク内観光案内窓口(厚岸町)
▽錦橋=定山渓観光案内所(札幌市)
▽千歳川橋=輪厚パーキングエリア(PA)上り・下り(北広島市)
▽張碓大橋=金山PA上り・下り(札幌市)
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