2017年9月6日水曜日

【佐賀県、国体開催へ準備進む】総合運動場等整備基本設計CM業務プロポ公告

総合運動場の整備イメージ
(佐賀県総合運動場等整備基本計画より)
佐賀県は5日、「佐賀県総合運動場等整備基本設計等に係るコンストラクション・マネジメント業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。技術提案書提出意思表明書の提出期限は15日。22日までに参加要件確認結果を通知し25日から10月6日まで技術提案書を受け付ける。同19日以降にプレゼンテーション・ヒアリングを行い、同24日までに特定通知し11月上旬に契約する。

 総合運動場等整備事業は23年の国体・全国障害者スポーツ大会に対応するために計画。複数年にわたりさまざまな工事が重複し複雑な工程となることからコンストラクション・マネジメント(CM)業務を委託し、技術的・専門的な支援を受ける。

 本年度の業務内容は基本計画の精査、基本設計者の選定支援、実施設計や工事の発注方式の検討・決定支援、マスタースケジュールの作成、基本設計スケジュールの管理など。履行期限は18年3月30日。参考業務規模は2000万円程度(税込み)。事業場所は佐賀市日の出の総合運動場エリア約24ヘクタール、総合体育館エリア約3・4ヘクタール。22年度の工事完了を予定。
各施設の整備スケジュール
(佐賀県総合運動場等整備基本計画より)
基本計画によるとバスケットボールコート3面規模のメインアリーナや6000席以上の観客席を備えた多機能アリーナ、カフェやレストランなどが入居するテナント棟を新設。総合運動場陸上競技場は第1種基準を満たすための雨天練習場整備や改修を行い、水泳場は屋外50メートルプールを屋内プールに改修する。テニスコートの整備・改修なども行う。各施設間にはペデストリアンデッキを設ける。担当はスポーツ課。

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