2015年7月13日月曜日

【女の子、しゅーごー!!】日建連が女子小中学生限定の現場見学を開催


  ◇なでしこチーム活躍を見てもらおう◇

 日本建設業連合会(日建連、中村満義会長)は、女子小中学生と保護者に参加を限定した現場見学会を初めて開く。見学する現場も女性(なでしこ工事チーム)が活躍する現場に設定し、全国15カ所程度で行う。
 大半は夏休み期間の7~8月に開催する。職業を選択する前の女子小中学生や保護者に、建設業の魅力に加え、現場で輝く女性の姿を見てもらい、建設業への入職を目指す女性を将来的に増やしたい考えだ。
 見学会は、官民共同で取り組む「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」の一環。行動計画が目標に掲げた女性技術者・技能者数の倍増を実現するため、「建設業は男社会」というイメージを払しょくするのが狙い。女性による女性のための見学会として「Girl+site」と名付けた。今回の見学会は国土交通省が後援し、積極的に後押ししている。
 女子小中学生には日建連が登録する「なでしこ工事チーム」の現場を見学してもらうほか、女性技術者・技能者と語り合ってもらう時間も設ける。
 初回は東京都江東区で進んでいる「(仮称)芝浦工業大付属豊洲中学高等学校建設工事」の現場で24日に開く。東京・六本木の再開発や、東京外かく環状道路、大阪府内で進むシールドトンネルの現場など現在までに13カ所で開くことが決まっており、開催現場は今後も増える予定だ。
 受け入れる見学者は20~50人程度を見込んでいる。

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