2015年7月14日火曜日

【オープン間近】アウトレットパーク北陸小矢部(富山県小矢部市)、7月16日開業


 三井不動産が富山県小矢部市で建設を進めてきた「三井アウトレットパーク北陸小矢部」が完成し13日、関係者約500人が参加して竣工披露パーティーが開かれた。国内13番目、北陸地区では初の本格的なアウトレットモールで、16日にグランドオープンする。設計・施工は熊谷組・石黒建設JV、設計監修・監理監修を東急設計コンサルタント、環境デザインをフェルナンド・バスケス氏が担当した。パーティーで、菰田正信三井不動産社長は「北陸地区の経済発展に貢献したい」とあいさつ。石井隆一富山県知事は「北陸新幹線開業の勢いをさらに加速させる基盤になってもらいたい」と期待を込めた。
 建設地は同市西中野の国道8号沿いで、敷地面積約13万メートル。北陸の気候に配慮した屋内型モールを採用したのが特徴。S造2階建て延べ約4万5000平方メートルの建物は、周辺の自然要素をモチーフにデザインされている。駐車場は約2を確保。外構を含め、共用部全館をLED照明にしたり、電気自動車充電器2台を設置するなど環境にも配慮した。また、家族連れなどが一日楽しめる施設として、高さ約50メートルの観覧車などを設けている。
 店舗面積は約2万6000平方メートルで、173店が出店する。同社のアウトレットでは2番目の店舗数。海外の有名ブランド、人気セレクトショップ、生活雑貨、スポーツ・アウトドアグッズなどフルラインアップした。能越自動車道福岡インターチェンジから約3キロという立地を生かし、高速道路で60~90分圏の顧客を取り込む。

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