2016年12月20日火曜日

【直径12m、重量1800t】横浜環状北西線北八朔地区工事、シールド機組み立て始まる

横浜市は首都高速道路会社と共同で事業中の自動車専用道路・横浜環状北西線北八朔地区の現場を報道機関に公開した。

 横浜環状北西線の開通は21年度。今回、北八朔地区で建設が進められていた発進立坑が完成し、トンネルを掘削するためのシールドマシンの組み立てが始まっている。

 横浜環状北西線は横浜市の北西部と横浜都心・湾岸エリアを結ぶ自動車専用道路で、事業区間は青葉区下谷本町(東名高速道路横浜青葉インターチェンジ)~都筑区川向町(第3京浜道路港北IC)。延長は約7・1キロで、このうち約4・1キロがトンネルとなる。

 同工事では、市内最大の直径約12・6メートル、重さ約1800トンのシールドマシンを使用。緑区北八朔町から都筑区東方町までの地下約3・9キロ、最大深さ約60メートル、2車線分のトンネルを1日に約16メートルのペースで掘り進める。施工は安藤ハザマ・岩田地崎建設・土志田建設・宮本土木JVが担当している。

 市はこれまでも近隣住民や小学校の児童らを対象に現場見学会を実施している。引き続き事業の意義などのPRに努める考えだ。

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