2016年5月27日金曜日

【木のぬくもりをふんだんに】天童木工、三セク観光列車の内装家具製作

越後杉を使用した1号車の内観
 新潟県内を走る第三セクターの観光列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」に、天童木工が製作した内装家具が採用された。

 車両は、国内では例の少ない新規設計による新造車両で、天童木工は新潟県産木材を使った座席やテーブルの製作を担当。1号車には木目が鮮やかな越後スギ、レストラン・カー形式の2号車には強度としなやかさを併せ持つ濃色に染めたブナ材をメーンに使った。

2号車は濃色に染めたブナ材を使用
 カフェ・バーのカウンターには端正な木目が美しいサクラ材を使用し、床材に採用された阿賀野産の安田瓦、燕三条で加工された黄金色のカーテンの留め具とともに、乗客の気分を盛り上げている。

 えちごトキめきリゾート 雪月花は、土・日曜や祝日を中心に上越妙高駅から糸魚川駅までを結び、国内の列車で最大級のパノラマウインドウからは雄大な妙高山の山並みなどを眺めることができる。地元の旬の食材にこだわった料理も車内で味わえる。

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