従来のディスプレイ㊤と新型ディスプレイの見え方の違い |
大規模なイベント会場や駅コンコース、病院などで案内や標識に使えるほか、文房具や玩具などをさまざまな用途での活用が期待できるという。どのように使うかはアイデア次第。建設業界も知恵を絞って宣伝広告や情報発信に使ってみては?
産総研はこれまでにも表示コンテンツの見やすさを高める技術開発を行ってきた。新型ディスプレイの開発は、人間情報研究部門感覚知覚デザイン研究グループの大山潤爾研究員が担当した。
特許出願中の特殊なレンズを使い、表示するこのディスプレイ。円形の柱に画像や文字を映し出すと、見てる人が移動しても表示面の向きが追いかけてきて、常に相対しているような感覚になる。手のひらサイズ(高さ約8㎝、直径8㎜)の超小型から、高層ビルの壁面の壁面といった超大型ものまで、あらゆるサイズに対応できる可能性がある。
産総研は2年以内の静止画ディスプレイの実用化を目指している。国や自治体、民間企業と連携して、技術移転を図る。動画ディスプレイも試作に入っており、2020年には業務用として実用化したいとしている。
果たしてどのようなディスプレイなのか!?気になる方は、YouTubeに期間限定で動画をアップしているので、まずはそちらをご覧あれ。かなり不思議な感覚を味わえますよ。
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