JR東日本が東京の品川車両基地跡地(港区、約13ha)で品川駅と田町駅の間に整備するJR山手線・京浜東北線の新駅と、都市再生機構が新駅周辺で進める土地区画整理事業の合同の起工式が、10日に現地で行われる。
JR東の冨田哲郎社長、都市機構の中島正弘理事長など事業関係者が出席。新たな国際交流拠点の創出に向け、新駅を中心にした基盤整備をスタートさせる。
新駅=完成イメージ=はS一部RC造地下1階地上3階建て。コンコース部を含めた駅施設の総床面積は約7600m2。2020年東京五輪前の暫定開業を目指す。
土地区画整理事業の対象面積は約14.7ha。事業費は592億円。都市計画道路や幹線道路、区画道路、街区公園などを整備する。事業期間は31年度まで(清算期間含む)。基盤整備後の各区画の上物整備については、JR東日本が中心となってグランドデザインの策定を進めている。周辺地域の街開きと新駅の本開業は24年ごろを予定している。
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