香川県は、1月30日に一般競争入札を開札した「新香川県立体育館基本計画策定業務委託」の落札者を150万円で石本建築事務所に決定した。
新体育館は22年開催の全国高校総合体育大会の会場として使用する予定。建設地は高松市のサンポート高松。必要な面積が確保でき、公共交通機関のアクセスが良好、関連施設との連携が図りやすいことなどから昨年12月に決定した。
今回委託する業務内容は建設地の条件整理、ゾーニングの検討、施設整備内容などの検討、新体育館の配置イメージ図の作成、施設整備計画の検討、整備・管理手法の考え方の整理。委託期間は5月31日まで。
新県立体育館整備検討委員会(井原理代委員長)が昨年5月にまとめた「新県立体育館整備の基本的な考え方について」によると、新体育館は競技スポーツ施設、生涯スポーツ施設、交流推進施設としての機能を併せ持ったものとする。
メインアリーナは、全国大会や国際大会など大規模なスポーツ競技大会がスムーズに開催できる規模と機能を持ち、必要なコート数としてハンドボール2面、バスケットボール3面、バレーボール4面を確保。コンサートなど大規模なイベント開催にも対応できる仕様とし、観客席は5000席以上とする。サブアリーナは、ハンドボール1面、バスケットボール2面、バレーボール2面を確保する。ほかに選手控室、ドーピング検査室、救護室、控室、放送室、器具庫、トレーニング施設や多目的ルーム、会議室・研修室、売店、飲食施設なども設ける。
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