朝もやに包まれる「大滝大橋」を撮影した吉井さんの作品(先端センター提供) |
先端建設技術センター(佐藤直良理事長)職員の吉井久美子さんが、米土木学会(ASCE)主催の橋梁写真コンテストで第2位を受賞した。作品名は「大滝大橋」。吉井さんは大滝大橋を撮影し、7部門中「ALL Bridges」部門でセカンドプレイスに輝いた。この写真コンテストでの受賞は日本人初。 大滝大橋は埼玉県と山梨県を結ぶ国道140号の橋梁で埼玉県秩父市内にある。長さは345メートル。廿六木大橋とともに「雷電廿六木橋(らいでんとどろきはし)」を構成する。
コンテストは2012年に始まり今年が9回目。7部門ごと2点の受賞作品が選ばれる。応募総数は20カ国から425点。ALL Bridges部門には175点の応募があった。
吉井さんは「父の影響で昔から写真を撮るのが趣味だった。朝もやに浮かぶ橋は幻想的で美しかった。驚きと戸惑いを隠せない自分をよそに、ASCE日本支部事務局のみなさんが喜んでくださったことがうれしい」と喜びを語った。
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