2021年10月14日木曜日

【桃山時代の気風残す木造建築】京都府教委、国宝「妙法院庫裏」の修理現場公開へ

修理前の庫裏(報道発表資料から)

  桃山時代に建立された建物で国宝に指定されている「妙法院庫裏」(京都市東山区)の修理現場が公開される。京都府教育委員会が毎年11月1~7日の「文化財保護強調週間」に合わせて企画。貴重な木造建築物が間近で見学できる。

 11月6日と7日の2日間に開催。参加は事前申し込みが必要で、府文化財保護課ホームページの専用フォームで申し込む。はがきでの応募も可。両日とも午前10時から30分刻みで12回の見学機会を設ける。定員は各回20人程度。入場無料。

 妙法院庫裏は内部小屋組みの構架、意匠に桃山時代の気風が現れている。前回の修理から100年以上が経過し建物の損傷が激しいため、2020年から半解体修理に入っている。

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