スタジアムの完成イメージ(今治・夢スポーツ提供) |
愛媛県今治市が拠点のサッカーJ3・FC今治の新スタジアム建設運営会社「今治・夢ビレッジ」(今治市、岡田武史代表取締役)は、同市高橋ふれあいの丘に計画している新スタジアム「里山スタジアム」の建設工事に11月1日に着手する。敷地の約4万8500平方メートルは市から無償で借り受ける。当初は観客席6000席を確保する。2023年1月の完成を目指す。設計は梓設計、施工はりんかい日産建設・四国通建JVが担当。
今治・夢ビレッジは、FC今治の運営会社「今治・夢スポーツ」(同、矢野将文社長)の全額出資子会社。26日に現地で地鎮祭を行った。徳永繁樹今治市長をはじめ、工事関係者ら約40人が出席し、工事の安全を祈願した。
岡田代表取締役は「ここが終着点ではなく、365日皆さんが集まってほっとしていただける心のよりどころ、心豊かになる場所として何が必要なのか、考え続けていきたい」とコメントした。
建設地の高橋ふれあいの丘は西瀬戸自動車道今治ICに近い丘陵地で、FC今治の現在のホームスタジアム「ありがとうサービス・夢スタジアム」や今治市営スポーツパークなどがある。観客席はチームのJ2、J1昇格に合わせ増やせるようにする。ランドスケープデザインは高野ランドスケーププランニングが協力している。総事業費は約40億円。
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