西松建設は、作業服とヘルメットを一新した。作業服は強度のある素材を使用しながら、働きやすさを重視し、着心地と快適さを追求。従来のベージュ色を基調にコーポレートカラーのグリーンをアクセントに加えた。新たに女性用の作業服も作った。ヘルメットは視認性と安全性を高めた。1日から全国で働く1252人の現場職員が着用する。作業服とヘルメットの刷新に当たり、同社は社員にアンケートを実施し、デザインなどに反映させた。
夏用の作業服は、吸汗性と速乾性を併せ持った生地を採用するとともに、上着の脇部分と襟付け部分に消臭テープを縫い込み、汗の臭いを消す機能を付加した。夏場の作業を快適にするため、夏用のズボンも新たに導入する。冬用の作業服は、従来の服より着心地がソフトで伸縮性のある生地を採用し、快適な着用感と保温性も向上させた。
女性用の作業服は、女性の体のラインに合った動きやすいデザインを採用。上着の丈は男性用に比べて少し長めにし、しゃがんだ時に背中が出ないよう工夫した。
ヘルメットは、つばの部分を透明にして作業性と視認性を向上。シールドを内蔵し、安全性も高めた。同社は今回の刷新に当たって「培ってきた技術と経験を生かし、価値ある建造物とサービスを社会に提供することで、安心して暮らせる持続可能な社会・環境づくりに貢献する」(広報課)との思いを込めたという。
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