2016年6月7日火曜日

【回転窓】梅雨を楽しく乗り切る

雨が降り続いて蒸し暑く、何かとうっとうしい。「梅雨」という言葉を聞くだけで何だか気分がめいってしまう方も多いのではないだろうか▼気象庁は5日、「関東甲信地方が梅雨入りしたと見られる」と発表。沖縄から九州、関東にかけての各地で雨の季節に入った。今年の梅雨入りは九州南部を除き平年より1~4日早いという▼早春の寒さの中で清楚な花を咲かせる梅と、曇りや雨が続く不安定な天気が以前から結び付かずにいた。中国から伝わった梅雨(ばいう)という言葉は、江戸時代に「つゆ」という読み方で定着したとされる▼もともと中国ではかびが生えやすい時期に降る雨を意味していたため、「黴雨」の漢字を当てて「ばいう」としていたとの説もある。文字を見ただけで身体がかゆくなりそうな気がしてならない▼気温と湿度の上昇は、体調不良や熱中症のリスクを急激に高める。6月は全国安全週間の準備期間でもあるので、楽しく快適に働ける職場づくりに気を配りたい。梅雨は「梅の実が熟す時期の雨」との説も。この説を拝借し、職場の仲間を誘って梅酒の利き酒でも催してみようか。

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