竹中土木、竹中道路、不動テトラ、菱和建設で構成する盛川災害復旧関係連絡協議会は6日、岩手県大船渡市の盛川中井大橋で「第5回稚アユ放流会」を行った=写真。地元の盛川漁業協同組合との共催。
同市立赤崎小学校内にある放課後学童施設「にこにこ浜っこクラブ」の児童21人と、協議会関係者など合わせて41人がアユの稚魚約1万2000匹を盛川へ放流した。
児童たちは川の流れに負けじと泳ぐ稚魚へ「元気に大きく育ってね」と声を掛けて見送った。
同協議会は13年から東日本大震災の災害復旧のため、仮設道路工事や地盤改良工事、河川堤防盛り土および護岸被覆工事を施工している。その中で、地域住民とともに環境保全や河川愛護について考え、盛川に親しむ目的で稚魚放流会を毎年開いている。
協議会幹事会社である竹中土木の岸田裕・盛川河川災害復旧作業所長は「堤防のかさ上げ工事で川に近づき難くなる中、子どもたちにはアユの稚魚放流を通して自然と触れ合い、川と親しんでほしい」と話した。
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