国立土木工学大学(NUCE)と土木コンサルティング会社のVJECは5月24日、日本の川崎地質の協力を得て土砂災害に関するセミナーを開いた。会場には関係省庁や建設会社の関係者のほか、両国から多数の研究者が詰め掛けた。
ファン・クアン・ミンNUCE副学長は冒頭、「ベトナムは土砂崩れなど自然災害の影響を受けやすい。毎年のように大規模な洪水や地滑りが発生しており、自然環境だけでなく地域生活にも大きな被害を与えている。ベトナムの研究者がセミナーを通して日本の経験から学び、土砂災害に対する理解を深めてほしい」とあいさつした。
グエン・ホアン・ザン教授はセミナーで、両国の技術者ネットワークを拡大し、類似のテーマでワークショップの開催を検討すると話した。
(セイ・ズン、5月29日)
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