◇ユーザーと接するのが楽しい◇
「大学時代にインドネシアに留学したことが入社のきっかけになった」。もともと建築関係の分野に興味はなかったが、現地滞在中、お風呂やトイレなどを日々使う中で、日本の住宅設備がどれほど使いやすいものだったのかを痛感した。「そんな素晴らしい製品に携わる仕事がしたい。その思いでこの会社を志望した」と話す。
入社後に配属されたのはインテリア開発部。室内ドアや引き戸の図面制作や梱包(こんぽう)資材の設計業務に携わってきた。「文系出身で図面なども見たことがなく、苦労も多かったが、丁寧に教えてくれた先輩社員のおかげで成長することができた」と振り返る。
3年間、製品開発に携わった後、昨年から営業部で建具などの製品プロモーションを担当している。部屋の写真などを共有するSNS(インターネット交流サイト)サイト「ルームクリップ」を活用して製品をアピールするほか、サイトのユーザーを招いた製品発表会なども開いている。
開発部に所属していた頃は福島県須賀川市の工場が勤務先で、顧客との接点が全くなかった。今ではエンドユーザーと接する機会が多く、「生の声を聞けるのが何より楽しい」という。
入社してから、常に新しいことにチャレンジしてきた。「今後は企画業務などにも挑戦し、できることの幅をさらに広げていきたい」と夢を描く。
(インテリア事業部インテリア営業部プロモーショングループ、うめい・さきこ)
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