2017年5月12日金曜日

【積女ASSALだより】大林組・石井芳野さん


 ◇過去の物件巡りが楽しみ◇

 入社以来10年、積算業務に携わり、産休・育休を挟んで今、再び数量算出を担当しています。復職時には受け入れてくださった職場の皆さんに感謝するとともに、専門性の高い積算業務にあって、ブランクを経てなお職責を果たせるだろうかとの不安がありました。

 そのため、一から積算を学び直し、気付いたことがあります。建築積算とは、建築の上流から下流まで、社会にとって価値ある建築物を残すための、いわば建築物生産活動の基幹なのです。

 入社当時は建築職に就きながらパソコンと向き合う日々に物足りなさを感じていましたが、改めて自分の仕事に自信を持てるようになりました。今では過去に積算した物件を息子と見て回るのが休日の楽しみの一つです。

 (いしい・よしの)

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