2017年5月19日金曜日

【6月23日、都内で認定式】建築設備技術遺産、新たに3件認定

新晃工業の「新晃SRD型エアディフューザー」
建築設備技術者協会(JABMEE、野部達夫会長)は、建築設備の「技術」「役割」「文化」を多くの人たちに知ってもらうことを目的に選定している「建築設備技術遺産」の17年度認定遺産を決めた。認定委員会(委員長・鎌田元康東大名誉教授)が「新晃SRD型エアディフューザ」(新晃工業)など3件を認定した。認定式は、6月23日に東京都港区の明治記念館で開く総会の終了後に行われる。
河村電器産業の「ホーム分電函」
認定されたのは、▽新晃SRD型エアディフューザ▽ホーム分電函(BBK-3)▽TOTOミュージアム所蔵の光電センサー内蔵自動水栓-の3件。建築設備技術遺産は、空調・衛生・電気・搬送の4領域に関する技術と技術者の歴史的な足跡を示す「事物」「資料」が認定対象で、今回が6回目の認定。
TOTOの「光電センサー内蔵自動水栓」
今回認定された3件の管理者は次の通り。

 ▽新晃SRD型エアディフューザ=新晃工業

 ▽ホーム分電函(BBK-3)=河村電器産業

 ▽TOTOミュージアム所蔵の光電センサー内蔵自動水栓=TOTOミュージアム。

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