2020年1月28日火曜日

【回転窓】地域活性化に役立つ道の駅

幹線道路沿いなどに設けられている道の駅。車を運転していて見掛けると「何か面白い物はあるかな」と、つい寄りたくなる▼地元の名産品や新鮮な野菜、中には超激辛アイスといった変わり種もある。1993年に制度が創設されてから現在までに1100カ所以上が設置されたそう。地域の活性化や交流の深化などに役立っていると聞く▼国土交通省は先週、新設やリニューアルを重点的に進める道の駅として、国交大臣選定と地方整備局選定の各15カ所を公表した。選ばれたのはどれも個性的な取り組み。北海道から九州まで30カ所で観光や子育て、地域創生、農業などさまざまな視点からプロジェクトが展開される▼大規模な自然災害が全国で頻発している中、国交省は来年度、災害対応に必要な物資を備え、広域防災拠点として道の駅を機能させる認定制度の創設を目指している。創意工夫で地域に根差し、暮らしを支え、多くの人に楽しみを提供する道の駅。公共事業の在り方を考える上でもっと評価を受けてもいいのではないか▼ちなみに超激辛アイスは福島県南東に位置する平田村にある「道の駅ひらた」の名物。

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