東急不動産と東京メトロが出資する再開発会社・神六再開発(東京都渋谷区、青木貴弘社長)が東京都渋谷区で計画する再開発事業で、9日に都が権利変換計画を認可した。
事業では、延べ約2万平方メートル規模のビルを整備する。ビルの設計は日建設計が担当し、解体・本体工事を清水建設が施工する。3月から解体工事に着手。2022年度の竣工を目指し9月に本体着工する計画だ。
事業名称は「神宮前六丁目地区第1種市街地再開発事業」。計画地は神宮前6の30の2ほか。区域面積は約0・3ヘクタール。表参道(都道413号)と明治通り(同305号)に面し、東京メトロの明治神宮前駅に近接する。権利者数は東急不と東京メトロを含む8者。東急不は特定事業参加者も務める。
再開発ビルの規模は地下3階地上10階建て延べ1万9890平方メートル。商業機能を中心に、公共公益施設や鉄道用変電施設、駐車場などを入れる。区道の再編といった基盤整備、広場空間の確保などにも取り組む。19年2月の事業施行認可時の計画によると、総事業費は約180億円。
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