2020年1月7日火曜日

【会場建設費は1250億円】大阪・関西万博、政府がBIEに登録申請書提出

政府は、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の登録申請書を博覧会国際事務局(BIE、本部・フランスパリ)に2019年12月27日提出した。今年6月のBIE総会での承認を目指す。BIE総会で登録申請書が承認されれば、外交ルートを通じ世界各国などへの正式な参加招請が可能になる。

 大阪・関西万博は大阪市此花区夢洲で開く。会期は25年4月13日~10月13日。会場面積は約155ヘクタールで、「非中心、離散」をコンセプトに三つのエリアで構成する。会場建設費は約1250億円を見込む。想定入場者数は約2800万人。

 メインテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、サブテーマは「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」。会場は「未来社会の実験場」と位置付け、さまざまな分野の先端技術などを実験・実装する。

 大阪・関西万博のハードレガシー計画として、関西経済団体や大阪府・市は、万博会場を含む夢洲全体のまちづくり方針や土地利用などを示した「夢洲まちづくり基本方針」を19年12月に策定。構想で夢洲の東部を「物流ゾーン」と「産業・物流ゾーン」、中央部を「観光・産業ゾーン」、西部を「グリーンテラスゾーン」とした土地利用方針を定めている。

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