2020年1月7日火曜日

【落札価格は151・9億円】青森総合運動公園新水泳場等整備、落札候補に大林組ら6社グループ

 青森県はBTO(建設・移管・運営)方式のPFIで進める「新青森県総合運動公園新水泳場等整備運営事業」の落札候補者に大林組を代表企業とするコンソーシアムに決めた。

 総合評価方式の一般競争入札で選定。近く落札者として決定し、大林組グループが提案した事業計画を公表する。6月までに同グループが設立する特定目的会社(SPC)と契約を結ぶ。落札価格は151億9653万0488円(予定価格168億3399万2000円)だった。

 青森市宮田地区の新青森県総合運動公園(新運動公園)で計画する新水泳場の整備と、新運動公園の運営・維持管理を一括して民間事業者に任せる。大林組グループは構成員として梓設計東北事務所、鹿内組(青森市)、日本水泳振興会、東奥日報、NTTファシリティーズが参画。協力企業として熊澤建築設計事務所(同)とNTTファシリティーズ東北が名を連ねる。設計を大林組と梓設計東北事務所、熊澤建築設計事務所が担当。工事を大林組と鹿内組が担う。

 設計・建設期間は6月から2023年11月末まで。24年4月1日の供用を予定する。運営期間は39年3月末までの15年間。

 建設地は新運動公園にある既設の総合体育館の東側。県は来週中にも大林組グループを落札者として決定し、同時に同グループが提案した施設規模などの事業計画を公表する。25年に青森県で開かれる国民スポーツ大会の水泳競技会場として円滑かつ適正に運営できるような施設規模を提案要件としていた。

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